猫乳がんオルガノイド培養法の確立と
オーダーメイド抗がん剤感受性検査への応用
- 猫の乳腺腫瘍は犬と異なりほとんどの場合悪性で、リンパ節の転移率や再発率も高いため、外科手術のみでの根治が困難です。手術後の化学療法として、ドキソルビシンやカルボプラチンが主に用いられるが、生存率の延長や再発予防に有効であるという 明確なエビデンスは得られていません。JVCOGでは東京農工大学獣医薬理学研究室臼井達哉特任講師との共同研究により、本臨床試験を実施しています。
- 目的
- オルガノイドを用いた抗がん剤感受性検査によって、術後化学療法の最適な選択を可能にする
- 対象となる動物
- 乳がんに罹患した猫
- 資料
- 猫乳がんオルガノイドプロジェクトの概要および試験の流れ(PDF:4.13 MB)
※本臨床試験についてのお問い合わせ先は以下です。
また、JVCOG会員以外での参加希望の場合も直接ご連絡ください。
東京農工大学獣医薬理学研究室臼井達哉特任講師
メール (fu7085@go.tuat.ac.jp)/ 電話(042-367-5770)